アト秒とは、非常に短い時間の単位で、0.000000000000000001(10のマイナス18乗)秒です。近年、レーザー技術が進展し、チャープパルス増幅(2018年ノーベル物理学賞)によってフェムト秒領域の極めて短い時間幅で非常に強い光を出せるようになりました。そして、そのフェムト秒パルスの高次高調波を発生させることによって、100アト秒を切る時間幅のパルスを出すことが可能となりました。東京大学では、アト秒レーザーパルスを様々な研究分野の研究者や技術者に提供することができるアト秒レーザー科学研究施設(ALFA)の設立のための準備が進められています。
東京大学アト秒レーザー科学研究機構
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