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通訳費用の相場は? 料金に関する疑問を解決!

初めて通訳を依頼する際、「料金の相場ってどれくらいなの?」という疑問をもたれる方も多いと思います。また既に通訳会社に依頼している方も「今の金額は相場と比べて高いのか?低いのか?」と悩んでいても、確認をすることは難しいかもしれません。

ここでは通訳依頼にかかる料金の内訳、通訳料金に関するFAQ、通訳依頼先の選び方を解説していきます。


目次[非表示]

  1. 1.通訳依頼料金の内訳
    1. 1.1.通訳者のレベル
    2. 1.2.シーン
    3. 1.3.言語
    4. 1.4.諸経費
  2. 2.通訳料金に関するFAQ
    1. 2.1.料金の差
    2. 2.2.オンラインの場合
  3. 3.通訳依頼先の選び方
  4. 4.まとめ



通訳依頼料金の内訳

通訳が必要なシーンごとに手配内容を変化させる必要があるため、どういった状況で通訳が必要になるかを具体的にイメージすることで金額感が把握できます。


通訳者のレベル

通訳者のスキルや経験値などによって通訳者はレベル分けされており、レベルが高くなるほど料金も高く設定されています。



クラス
Sクラス
Aクラス
Bクラス
1日料金
9~12万
5~8万
3~6万
経験年数
15年以上
10年以上
5~10年
スキル

医療・ITなどの

専門性の高い知識

分野を問わない専門用語

一般的なビジネス知識
経験値

・国際会議

・政府間交渉

・取締役会

・商談

・技術講演

・社内ミーティング

・商談

・アテンド



シーン

通訳者の人数と拘束時間によって料金は変動するので、どういった状況で通訳が必要になるかを具体的にすることがポイントです。

国際会議や商談など、スピーディなコミュニケーションが必要となるシーンでは、同時通訳で対応することが多くあります。同時通訳の場合、1名で対応できるのは最大30分ほどなので、1時間を超える場合は2名体制で交代しながら行います。

一方で、少人数での会議やインタビューなど、通訳の正確性に重きをおくシーンでは逐次通訳で対応することが多くあります。逐次通訳の場合、1名で対応できるのは最大4時間ほどなので、4時間(半日)を超える場合は2名体制で交代しながら行います。逐次通訳の場合、話者と通訳者が交互に話すので、話者発言の2倍の時間がかかります。例えば1時間の会議の場合、半分の時間は通訳に割かれるため、話者の持ち時間は30分となります。


言語

通訳言語に対応できる通訳者の数によって、金額の差が発生します。

日本語から英語・中国語・韓国語などのメジャーな言語に通訳する場合は、通訳者の数も多くいますが、希少言語の場合は通訳者の数も少ないため、金額が高くなる傾向です。

日本国内で通訳を行う場合、日本語を介さない通訳(英語⇔フランス語の通訳)の場合も、日本語を介する場合と比べて金額が高くなる傾向です。


諸経費

通訳者に係る料金以外にも必要になる諸経費がいくつかあります。

・交通費

通訳者が会議場などの現地に伺って通訳を行う場合は、通訳者の交通費も通訳依頼料金に含まれてきます。例えば東京都内で通訳を行う場合は関東近郊在住の通訳者を手配することが基本ですが、時には遠方からの通訳者手配になる可能性もあります。場合に応じて新幹線や飛行機での移動になることもあります。

・宿泊費

交通費と同様に、現地に伺って通訳を行う際に早朝または深夜に通訳を行う場合は通訳者の宿泊費が通訳依頼料金に含まれてきます。

・機材費

通訳者が使用するマイクやブースなどの機材費用も負担する必要があります。どういった機材が必要になるかはシーンごとに異なってきます。



通訳料金に関するFAQ

通訳料金に関してよくある質問をご紹介します。


料金の差

通訳者単価、拘束時間、必要な通訳者の人数、諸経費などがシーンごとに異なるため、「○○のときは△△円」のように提示することが難しいのです。毎回条件が異なるため、料金の差が発生することは避けられません。

また、通訳会社によって設定金額も異なっているため、同条件でも会社が変われば料金も変動します。


オンラインの場合

通訳者が遠隔から参加するオンライン会議などの場合、通訳者が現地まで移動する必要がないため、交通費は不要になります。移動時間も不要になるため、拘束時間を短縮することもできます。オンラインの場合は、通訳者の現場手配よりも金額が安くなる可能性が高くなります。


お分かりの通り、シーンや内容ごとに見積項目が変わるため、通訳料金を一般化することは難しいとされています。



通訳依頼先の選び方

初めて通訳を依頼する際、事前準備や料金に関して分からないことが多くあると思います。依頼をするに際して事前に「どういった内容の通訳が必要になるのか」や「通訳者はどういった現場で通訳をすることになるのか」など、ヒアリングをじっくり行ってくれる会社は、シーンに適した通訳の提案をしてくれます。

また、HPなどで通訳実績がある会社なのかを確認することも有用です。金額が安いという理由だけで依頼を決めるのではなく、通訳実績がしっかりとある会社なのかを見極めることが通訳手配を成功させるコツです。



まとめ

この記事では通訳費用の相場について、以下の内容を解説しました。

  • 通訳依頼にかかる料金の内訳
  • 通訳料金に関するFAQ
  • 通訳依頼先の選び方

通訳依頼にかかる料金は求める通訳シーンによって異なります。通訳を依頼する際は、自社に最適な通訳サービスを提供してくれる会社を選ぶことが成功のカギです。

インターグループ』は言語通訳におけるトータルソリューションを提供しており、お客様専属のコーディネーターと営業担当者によるサポート体制を構築しています。

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